皆さんこんにちは、アポクリン党のyouです!
大事なわが子を車に乗せて、追突されたときのことを考えたことはありますか?
どんなに安全運転をしていても、事故は巻き込まれるもの。大切な家族の命を守るための車選びは非常に重要ですよね。
そこでオススメしたいのが、どの席に座っていても安全性が確保されるマツダCX-8です!
今回は、最強の子育て車とも謳われるマツダCX-8について掘り下げていきたいと思います。
CX-8ってどんな車?
CX-8とは、マツダが販売しているSUVになります。2017年に販売開始されて以来、2023年12月現在で累計10万台以上販売されています。
SUVとは(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で、舗装路だけでなく悪路も走れることで移動の幅を広げたジャンルの車になります。有名車種だと、トヨタランドクルーザーやスズキジムニーあたりです。
CX-8の特長は、3列目の居住性の良さです。一般的なSUVには3列シートの採用例は少なく、採用されていても快適性はあまりありません。しかし、CX-8は、かつて販売されていたプレマシーやビアンテといった、ミニバンに乗っていた客層を取り込むために開発されました。そのため3列目の居住性は数あるSUVの中でも群を抜いています。
また、CX-8の2列目は独立したタイプ(キャプテンシート)か、ベンチタイプ(3人掛け)かのいずれかを選択できます。
例えば、ある程度自分で乗り降りできるお子さんであれば、3列目へ移動がしやすくパーソナル感が強いセパレートタイプを選ぶのもありですし、まだチャイルドシートを必要としているお子さんがいらっしゃるご家庭ならば3人掛けのベンチシートタイプがオススメです。
このように、家庭の実情に合わせて選択肢が広がっている点はミニバンっぽさがありますね。
CX-8はジャンルでいうとSUVとミニバンの中間的な存在!
CX-8の魅力
CX-8の魅力は、以下の通りです。
⓵卓越した安全性能
⓶洗練されたデザイン
⓷同乗者にうれしい快適装備
それぞれについて詳しく説明していきます。
卓越した安全性能
CX-8の魅力は、なんといっても安全性能の高さです!
特に後方からの衝突安全性能はライバル車の中でもダントツです。
「クラッシャブルゾーンをきっちり潰し、セーフティゾーンを潰さない」
マツダのHPでこのようには表記されているだけあって、安全性能は折り紙付きです。
3列目の乗員を後方衝突から確実に守り抜く!
具体的には、バンパービーム部品と呼ばれるところで衝撃を吸収し、さらに衝撃の流れをロードパスの矢印に従って車体フレームへ逃がすことによって3列目の乗員の命を守ります。
洗練されたデザイン
CX-8はマツダのフラッグシップだけあって、内外装にはかなり力が入っています。
特筆すべき点は2020年に実施されたビッグマイナーチェンジで、純正ナビゲーションのサイズがインチアップし、操作感と洗練さが改善したことです。
また、ディーゼルエンジンの出力が向上し、ゆとりのある走りに磨きがかけられました。
また、外装の鼓動デザインに関しては登場当時から高い評価を得ており、所有欲を掻き立ててくれること間違いないでしょう。
実はCX-5のストレッチ版なのですが、ただ引き延ばしただけでなく全体的にすっきりした重厚感のある見た目に仕上がっています。
同乗者にうれしい快適装備
2列目の窓にはブラインドが内蔵されており、まぶしい日光から我が子を守ってくれます。
また、後席にはフルオートエアコンが完備されており、風量調節だけでなく温度も自由に変更することができるので、お子さんの体調管理も心配ありません。
ちなみに、後期型になると3列目にもUSB充電ソケットが備え付けられたりと、年式が新しくなるにしたがって快適装備も向上していく印象があります。
実際に試乗した感想
実際に試乗した感想になりますが、CX-8の運転席はSUVだけあってアイポイントが高く、比較的広い範囲を見渡すことができます。
また、内装のデザインのおかげか大きさを感じさせることなく、5人乗りの乗用車を運転しているような感覚で運転できます。
妻も試乗しましたが、運転があまり得意でない妻も運転がしやすいと言っていたので、大きい車の運転が苦手な方にもオススメできます!
トランスミッションやエンジンは既存の構成のまま熟成を重ねているので、自然なフィーリングで安心感がありました。新型車のCX-60は運転し辛いという意見をよく聞くかと思いますが、CX-8ならそのような心配はありません。
購入の際の注意点
さて、そんな魅力たっぷりのCX-8ですが、大きな注意点が一つあります。
それは、今年いっぱいで販売が終了してしまうということです。
つまり、来年以降は在庫処分のみとなり新車で購入することができなくなってしまいます。
そのため、もし新車での購入を検討している方は、早めにディーラーで見積もりを出してもらうことをオススメします。場所によっては2023年の11月いっぱいで受付を終了しているディーラーもあるので、善は急げです!
2024年以降に購入する場合は中古車のみになる!
ちなみに、ネットから新車見積もりを依頼することもできるので、ぜひ活用してみてください!
後継車のCX-80について
販売終了してしまうCX-8ですが、後継車種がちゃんとあります!
その名もCX-80。0が一つ増えましたね。笑
CX-80は2024年夏の販売を予定しているとのことで、その登場を待つのもありかもしれまん。おそらくはCX-5のストレッチ版がCX-8であったように、現在販売されているCX-60のストレッチ版がCX-80になるのではと言われています。CX-8の車体のベースは米国仕様のCX-9になるのですが、デザインはどちらかというとCX-5に近く、それぞれの良いところを兼ね合わせたような車に仕上がっています。
ただ、CX-60のストレッチ版、つまり、CX-60の機構がそのままCX-80に採用されるとなると個人的に心配な点がいくつかあります。
まず、CX-60においてコンピューターが一新されましたが、このコンピューターによる不具合やリコールが発生しているのが現状です。
次に、欧州で戦える固めの足回りを追求した結果、日本の道路状況下では逆に硬すぎて乗り心地が悪くなってしまっています。こちらは足回りの構造が原因となるので、CX-80で大きく改善する流れになると大きな構造変更をしなければなりません。果たして、メーカーがそこまでの改良をコストをかけて行うかが気になる点です。
最後に、走りの質感がまだまだ発展途上にあるという点です。CX-60では世界初となるトルクコンバーターレスのオートマチックトランスミッションを採用してきましたが、トルコンレスだけあってかなりぎくしゃくとした変速感になってしまっています。こちらに関しては、CX-80も同様の機構を採用してくるはずなので、どのような味付けがなされるか注目していきたいところです。
この辺りがどう改善されるかにもよりますが、良い方向に進んでくれることを祈るのみです。
後継車のCX-80を待つのもありだけど、CX-60のような完成度だと心配な面が多い!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、マツダのフラッグシップSUV、CX-8について紹介しました。
今回の記事のポイントをまとめると、以下の通りです。
・優れた衝突安全性能ですべての乗員の命を守る
・直感的な運転のしやすさと熟成された機構による安心感
・今年いっぱいで新車販売が終了する
・後継車のCX-80を待つのもありだが完成度に不安が残る
以上、最後までご愛読ありがとうございました!