皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀
最近、ジムニーノマドを見かける機会が増えてきました。
受注停止のニュースが流れて久しいですが、初期ロットの個体が納車されているとのことで、皆さんも5ドアジムニーことジムニーノマドを見たことがあるのではないでしょうか。
でも、ジムニーノマドってどんな車なのか、果たして買い時なのかどうか気になっている方もいらっしゃいますよね?
というわけで今回は、ジムニーノマドは買いなのか?ということについて解説していきたいと思います。
今回もゆっくりしていってね!
ジムニーノマドは買いなのか?

さて、本題のジムニーノマドは果たして買いなのか?という点についてですが…
結論、買いだと思います!
理由は2つあります。
ジムニーシエラにはない実用性の高さ
リセールの高さ
です。
しかし、デメリットも存在します。
本記事についてはこれらの点について解説していきます。
ジムニーノマドとは?

ジムニーノマドとは、スズキが先に発売していたジムニーシエラの5ドア版の普通車SUVです。
かつてのエスクードノマドから車名を取り、現代に復活したスズキの本格派5ドアSUVで、3ドア車にはない高い実用性が売りです。
その正体は、マルチ・スズキ・インディアのグルガオン工場で生産する輸入車で、輸入後に湖西工場に送られ、PDI(納車前検査)を経てから出荷されます。
しかし、ご存じの通り発表から5日で販売計画台数(1,200台/月)の40倍以上にあたる約5万台の注文があり、2025年2月3日で注文を一時停止することを発表しました。
注文再開の目処はまだ経っていませんが、マルチ・スズキ・インディア社での現地生産を2025年7月から約3,300台/月に増産することが発表されたため、じきに注文が再開されるでしょう。

↑名前の由来となったエスクードノマド
ポイントは実用性の高さ

そんな大人気のジムニーノマドですが、注目すべき点は何といっても5ドアがもたらす実用性の高さでしょう。
後部座席の乗降性が5ドアになったことでストレスフリーとなり、全長がジムニーシエラと比べて340mm伸びたことで後席とトランクルームにゆとりが生まれました。
そのため、ジムニーシエラでは窮屈だった後席や、狭いトランクルームはジムニーノマドでは改善され、実用性が飛躍的に向上しています。
しかも、全長が伸びたにもかかわらず、全体のプロポーションは間延びすることなくすっきりとまとまっていて、パッと見ただけでジムニーと分かるデザインはさすがといえます。
今後高いリセールが期待される

ジムニーノマドの販売については、2025年10月現在ライバル車が存在しない独占状態の市場となっています。
トヨタからランドクルーザーFJが発表されましたが、ジムニーノマドの車格よりはかなり大きくなると考えられます。
また、現行型のジムニーやジムニーシエラは、老若男女問わず幅広い年齢層から支持を集めていることもあり、カスタムパーツが豊富で飽きの来ないデザインから中古車価格も高騰しています。
すでに販売されているジムニーシリーズのリセールが良いという点と、先述したように独占状態の市場で販売されるという点から、ジムニーノマドのリセールも今後長く高価格帯を推移するものと考えられます。
デメリットについて
①インド生産
さて、そんな最強のジムニーノマドですが、もちろんデメリットも存在します。
1番のデメリットはインドで生産される輸入車という点です。
インド製のスズキ車は国産車と比べて、昔から作りが良くないといわれています。
例えば塗装にムラがあったり、内装のパーツにバリがあったりといった感じです。
そのため、ジムニーシエラ用に販売されているパーツが、ジムニーノマドには取り付けられない可能性があります。
基本的な作りは共通なので、多少の差異ならDIYで何とかなるかもしれませんが、不安要素が残る問題でしょう。
②乗車定員が4人
また、5ドアなのに乗車定員が4人という点もデメリットといえます。

ジムニーノマドは5ドア車ですが、ベースはあくまで軽自動車のジムニーです(ラダーフレームは追加メンバーにより強化されていますが)。
そのため、全幅はジムニーにオーバーフェンダーを取り付けたジムニーシエラと同サイズの1,645mmとなるため、後席の定員が2名となっています。
普段あまり後席を使わない方なら問題ではないですが、ファミリーカーとして使いたい方にとってはデメリットになるかと思います。
③5MTのギヤ比がイマイチ

最後に、現行ジムニーシエラのマニュアルトランスミッションのギヤ比がイマイチという点です。
具体的には、2速と3速のギヤが離れており、加速時にもたつきを感じます。
悪路においても、離れたギヤ比は扱いにくさを感じるのではないでしょうか。
ジムニーノマドにも同じトランスミッションが搭載されるので、シフトフィーリングはジムニーシエラのそれと同じになると思います。
しかし、サブコンやECUチューンで改善されるという話も聞くので、ここは乗り手の感覚の話になるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ライバル車が存在しない孤高の超人気車、ジムニーノマドはこれからも長く愛される車になると思います。
インド生産という点が不安点ではありますが、なにより高い悪路走破性能とクラシカルでありながら親しみやすいデザイン、5ドアという点から、ネガな部分は愛で補完できることでしょう。
私もジムニーノマドはかなり気になっています。
先に述べたデメリットも踏まえつつ悶々と考える日々です。
というわけで、今回もご愛読ありがとうございました。
 
  
  
  
  
