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【試乗レポ】ぶっちゃけ新型スペーシアカスタムはどうなの?!

クルマ選び

皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀

スズキの新型スペーシアが発売されてからしばらく経ち、中古車も出回るようになってきました。

そんな中、新型スペーシアが気になっている方も多いのではないでしょうか?

というわけで、今回はスズキの新型スペーシアの試乗レポをお伝えしたいと思います!

本記事が皆さんの車選びの参考になれば幸いです。

というわけで、ゆっくりしていってね!

スペーシアとは

スズキ公式

スペーシアとは、スズキが販売している軽ハイトワゴンです。

直接的なライバルは、ホンダN-BOX、日産ルークス、ダイハツタントで、軽スライドドア車の中でも人気車種となっています。

新型スペーシアを見かける機会も多いのではないでしょうか?

特徴は後席のオットマンで、軽自動車では初採用となります。

数ある軽ハイトワゴンの中でも、こうして差別化を図ってきているのはさすがといえます。

また、新しい意匠のステアリングハンドルや、電動式パーキングブレーキ等、多くの新技術が採用されています。

試乗してみて

では、ここからは実際に試乗してみて感じたことをお伝えしたいと思います。

①内装の質感

スズキ公式

まず、内装の質感についてですが、かなり質感は高いです。

メーター周りは液晶パネルを採用することですっきりとした印象があります。

また、内装のパネルやドアの内張については、樹脂やプラスチック素材を採用しているものの、安っぽさはありません。

今回試乗したモデルは「カスタム」になりますが、黒を基調とした色合いでシックにまとまっているのが印象的でした。

また、先述した後席オットマンについてですが、かなりいい出来となっています。

スズキ公式

具体的には、オットマンの横のボタンを押しながら動かすのですが、強い力を加えなくてもスムーズに動かすことができるので、力の弱い方でも安心して使うことができます。

さらに、オットマン部分を上に回転させることで、荷物の脱落防止にも使うことができる優れものです。

まさに、痒い所に手が届く装備となっています。

ただし、このオットマン機能は、廉価グレードのG、GSには装備されないのでご注意ください。

②走りの質感

スズキ公式

続いて、走りの質感についてです。

今回試乗したモデルは自然吸気エンジンを搭載していましたが、街乗りでは特に不満は感じませんでした。

アクセルの開度に合わせて違和感なく加速してくれますし、アイドリングストップもスムーズに行ってくれます。

カーブを曲がるときも、意図したとおりにスムーズに曲がってくれるので、ストレスなく運転することができます。

しかし、バイパスや上り坂となると、パワー不足感が否めませんでした。

今回は高速道路は試乗できませんでしたが、追い越しはかなり厳しいと思います。

もし、高速道路やバイパスを走る機会が多い方は、ターボエンジンモデルを選ぶことをおススメします。

また、サスペンションのゴツゴツとした感触が気になりました。

これは、後部座席に座るとかなり伝わってきます。

下から突き上げるような感覚があり、後部座席に座る方にとっては乗り心地が悪いと感じるかもしれません。

また、最近のスズキ車の特徴である、「キュルキュル言わない」エンジン再始動も印象的でした。

再始動したのか分からないくらい静かにエンジンがかかります。

さらに、長時間のアイドリングストップでエンジンをかける必要があるときには、エンジンが再始動する前にインフォメーションパネルに表示してくれるので親切さを感じました。

総評

新型スペーシアの総評ですが、5段階中4点とします。

高評価のポイントは質感の高い内装と軽初採用の後部座席オットマンです。

乗った人が「おお!いいじゃん」と言ってくれるような質感の高さは、他のライバル車よりも抜きんでている印象がありました。

また、安心安全な走行も高評価につながりました。

スズキコネクト搭載車には、駐車時の全方位モニターや、「止まれ」を知らせてくれる機能など、安全運転を支援してくれる機能が盛りだくさんで、事故を未然に防止してくれます。

評価が下がったポイントは、後部座席の乗り心地があまりよくない点です。

先にも述べたように、下からの突き上げ感があり、段差を乗りけるときなどは不快に感じることがあります。

また、自然吸気エンジンモデルは高速道路やバイパスでの加速が悪いため、あくまで街乗りでの使用がメインになってくるでしょう。

しかし、これに関してはターボエンジンモデルで解決できます。

また、ヘッドアップディスプレイが先代のガラス投影型から従来の格納式に変更されているのもマイナスポイントでした。

スズキ公式

先代で採用されたガラス投影型は、軽自動車初採用の新技術だったのに、どうしてまた従来型に戻してしまったのかが疑問です。

格納式だと、目線の高さが運転する人によってまちまちの場合、いちいち設定し直す必要があるので手間がかかります。

その点、ガラス投影型ならそういった作業はなくなるので、乗る人に関係なく使用することができます。

ヘッドアップディスプレイはガラス投影型に戻してほしいところです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

新型スペーシアは、高い質感と安定した走行性能が印象的でした。

しかし、後部座席の突き上げ感やヘッドアップディスプレイが格納式といった細かい点で改善の余地があると感じました。

ライバル車たちに真っ向勝負を挑める質感の高さは、スペーシアの強みと言えるでしょう。

というわけで、今回もご愛読ありがとうございました。