皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀
今回はトヨタのミニバン、シエンタの走りについて解説していきたいと思います!
結論から言うと、シエンタは誰にとっても運転しやすく、まさに子育て世代にぴったりな車です。
皆さんの車選びの参考になれば幸いです。
というわけで、ゆっくりしていってね!
シエンタについて
まずは、シエンタについてざっくり解説していきます。
トヨタのシエンタは5ナンバーサイズのミニバンです。現行型は3代目になり、同社のノアやボクシーとまではいかないものの、大人が最大7人乗れる居住性と、大型ミニバンにはない軽快な走りが特徴です。
また、値段がかなり抑えられており、中堅グレードは250万円あればおつりが出るお値段です。上級ミニバンの価格が高騰している中、かなり良心的な値段設定となっています。
正直なところ、動力性能についてはトヨタはあまり売りに出していません。ただ、先代と比べて剛性が強化されたため、その副産物として軽快な走りがくっついてきたイメージです。
走りの質感について
さて、早速シエンタの走りについて解説していきます。
走行モード
まず、シエンタには走行モードが3種類(ノーマル、エコ、パワー、EV(HV車のみ))あり、シーンに合わせて切り替えることが可能です。山道や高速道路といった力が欲しい場面では回転数を上げて走るパワーモードがちょうどいいです。
エコモードでもアクセルを踏み込むと積極的に回転数を上げてくれるので、普段からエコモード一択で問題ないと思います。
一昔前の日本車のエコモードは、アクセルの踏み込む量を抑制する方式だったので、常に押し返される感覚がして不快でしたが、現在の走行モードはアクセルの踏み込む量に応じてコンピューターが最適な応答をしてくれるので自然な感覚で運転することができます。
高剛性ボディ
TNGAの環状骨格構造を採用し、ボディのねじれを抑制しています。また、高いキャビン強度と軽量化を両立し、優れた操縦安定性の確保や細かな振動の低減による乗り心地の向上を図っています。
また、フロントサスペンションはマクファーソンストラット式を採用することで、山道や高速道路での高い走行安定性を実現し、疲れにくく安心して走れる性能を確保しています。
実際に運転してみても剛性の高さを感じることができ、バイパスや一般道での高い直進安定性は運転していて安心感があります。
しかし、ある程度の速度で曲がる時は車体のぐにゃっと感が出てきます。全高があるので致し方ないですが、足回りを改良したら改善されるかと思います。スタビライザーや補強材を組み込めば、より安定感が増すかと思います。
エンジン及びトランスミッション
エンジンは、ヤリスにも搭載している新世代の直列3気筒自然吸気エンジンを採用しています。
ロングストローク化、バルブ挟角の拡大などの高速燃焼技術の採用により、高い燃費性能と動力性能を両立しました。このエンジンはアイドリングストップを廃したことでも話題になりました。
実際に運転してみると、良く回るエンジンだなといった印象です。しかし、高回転になるとエンジンノイズが大きくなるので、もう少し遮音性が高いと快適かなと思いました。(個人的には嬉しいですが…)
トランスミッションは、10速シーケンシャルシフトマチックを備えた、ギア機構付きの「Direct Shift-CVT」を採用。ステップ制御により、有段ギヤのようなシフトアップをします。
ドライバーの思った通りに反応してくれるため、急加速が必要な時でもしっかりと動力を伝えてくれるスーパーCVTです。
CVTもここまで進化したのだなと走るたびに思います。
シエンタに隠された運転の本質
ここまで、シエンタに採用された走りに関する装備と感想を書いてみましたがいかがだったでしょうか。
個人的には、シエンタには運転の楽しさがしっかりと現れていると思っています。
なぜなら、ドライバーが思った通りに走り、曲がり、止まってくれるからです。当たり前の事のように思いますが、実は思った通りに走ってくれない車が多いのが現状です。
原因は、「シートポジションが悪い」「トランスミッションがかったるい」「ブレーキが弱い」「車重が重くて軽快さがない」等々様々ですが、シエンタはネガな部分を上手く処理しているなといった印象です。
私は、走りも楽しめるミニバンとしてマツダのプレマシーを購入しましたが、代車でシエンタが来た時の第一印象は「がっかり」でした。理由は、走りにこだわっているマツダ車を超えるミニバンは存在しないと思い込んでいたからです。
しかし、その考えは甘かったようです。考えてみればモリゾーこと豊田章男会長が仕切るトヨタの車は、つまらないはずがありません。
自分の固定観念は崩れ、「走りのトヨタ」を日々実感しています。
シエンタの今後
シエンタは今では珍しい、コンパクトミニバンの市場でホンダのフリードと熾烈な争いを繰り広げています。フリードと2強となったこの市場の中で、今後シエンタはどのような道を歩んでいくのでしょうか。
個人的には走りの質感をもっと高めていってほしいと思っています。運転のしやすさは走りの楽しさに繋がります。思った通りに走れるのだから当然のことです。
かつて、スポーツミニバンという市場があり、プレマシーはその最後の生き残りでした。今では需要がなくなってしまった市場ですが、ひょっとしたらシエンタが再び切り開いてくれるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もし、シエンタの購入を検討している方がいらっしゃったら、即買いだと思います!
誰が運転しても素直に反応してくれ、軽いのに安定性が抜群なミニバンはシエンタしかないのではないでしょうか。
強いて言うなら、内装の質感と旋回性能の低さですが、アフターパーツ等で気になる点を補強するのもありかと思います。
また、リセール面で考えてみてもまだまだ中古車市場に出回っていないことから、今購入するのは十分アリかと思います。
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というわけで、今回はこの辺で。
最後までご愛読ありがとうございました!