皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀
イタリアの自動車メーカーであるフィアットの代表的な車種といえば、ルパン三世でも知られるフィアット500です。
皆さんは、このフィアット500に、かつて2気筒エンジンが搭載されていたのをご存じでしょうか?
今回はこの「ツインエア」エンジンを搭載したマニアックなモデルについて紹介したいと思います!
というわけで、ゆっくりしていってね!
ツインエアとは

ツインエアとは、フィアット500に2023年まで搭載していた2気筒ガソリンエンジンの通称です。
過給機を搭載した、いわゆるダウンサイジングターボで、900ccながら実用的なエンジン出力で日常生活においても不満なく使用できます。
さらに、このエンジンを搭載したホットハッチ、フィアット500Sというモデルも存在します。
先述したツインエア直列2気筒ターボ(85ps/145Nm)と5速MTを組み合わせたモデルで、アバルトほどガチガチな硬派ではないものの、運転が楽しいモデルでした。
こちらのモデルに関しては、この後詳しく解説していきます。
乗り味について

ツインエアの乗り味は、空冷エンジンをほうふつさせるような「バラバラ」という加速音ともっさりとしつつも軽快な加速感が特徴的です。
カタログ値だけ見るとパワー不足感を感じますが、車体が軽いため数値以上の軽快感があります。
現代の量産車で2気筒エンジンを搭載していたのは、このフィアット500ツインエアのみであるため、唯一無二の乗り味を体感することができます。
そのため、今でもコアなファンが存在する車です。
また、ターボによって低回転から出力を発揮するため、ストレスなく運転することができました。
今では500eという電気自動車が前面に押し出され、ツインエアは無くなってしまいましたが、私自身も500Sツインエアにいつか乗りたいと思っています。
試乗したときに感じた特徴的なエンジン音と軽快な操作感は、所有欲を満たしてくれると同時に長く乗っても飽きがこない優等生であるといえます。
500Sについて

さて、そんな最高傑作ともいわれるツインエアを搭載した、フィアット500Sについて解説していきます。
500Sは、アバルトまではいかないものの運転の楽しさにフォーカスした、素の500とアバルトの中間的な立ち位置のモデルです。
4気筒モデルもありますが、やはり人気なのはツインエアの5MTモデルです。こちらは現在は廃盤ということもあり、中古車では初期型で100万円前後、高年式型で200万円前後が相場となっており、敷居が低いのが特徴です。
そのため、初めての外車としても手が出しやすいのではないのでしょうか。
また、500のガソリンモデル自体が販売終了となるため、今後価値が上がって入手しにくくなる可能性もあります。
そのため、気になった方は早めに購入を検討することをおすすめします。
何もかもがかわいいフィアット500
フィアット500は1936年に初代が発売されてから、約1世紀もの間、そのかわいらしい見た目から長らく愛され続けてきたモデルです。

↑初代モデル
ルパン三世が乗っている黄色いフィアット500は2代目に当たり、現在は4代目モデルが電気自動車としてラインナップされています。
これからのフィアット500は電気自動車のみとなるため、いずれガソリン車の500は珍しい存在となっていくことでしょう。

↑現行型となる4代目フィアット500e
そんな中、デザインは言わずもがな、2気筒という、エンジンまでかわいいツインエアは当時のフィアットを先導した優秀なモデルでした。
電気自動車のみとなった今、そしてこれからにおいて、このような画期的なガソリンモデルは復活することはないでしょう。
中古車相場が安い、(かわいいお値段の)今が一番買い時かもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
イタリアの代表的な車、フィアット500はそのかわいらしい見た目とエンジンが魅力的です。しかも、中古車相場もかわいらしいお値段で、どこまでもかわいい車だといえます。
しかし、現行モデルが電気自動車のみとなってしまったため、ガソリンモデルを安価に購入できるのは今のうちかもしれません。
もし気になった方は早めに検討することをおススメします。
というわけで、今回もご愛読ありがとうございました。
 
  
  
  
  
